ケミカルな話

高い還元が必要なのが縮毛を矯正する 縮毛矯正

皆様おはようございます!!では本日も頑張っていきましょう!

細かい捻じれを矯正し、艶を出すのが縮毛矯正なんですが、、、縮毛っていうのは細かい捻じれなんで、ここをしっかりと矯正しアイロンで丁寧に艶を出さないといけないんです。

これ。。。相当な還元力が必要です。大きなカールはまっすぐになるけど、、縮毛を矯正してないっていう。縮毛矯正とストパーの違いは?読んで字のごとく 縮毛を矯正するのが縮毛矯正。

縮毛とは細かいジリジリ箇所です。じっくりと丁寧に還元する必要があります。今日はその話をしていきますね。縮毛に対する艶って言うのは【髪の毛の表面を還元し、アイロンでまっすぐにして固定化する】っていう作業なんですね。

縮毛を縮毛矯正で艶々っていうのは【還元し真っすぐにした効果】なわけです。これ勘違いしてはいけないのは【処理剤のおかげ】じゃないです。

処理剤にそこまでの効果はないんです。あくまでも還元でぼこぼこしたところを真っすぐに矯正したから艶がでるのであって、処理剤で艶々にしているわけではない。これ縮毛に関してはですけど。

要は処理剤や酸のアイロントリートメントもそうですが、、これで縮毛がまっすぐになり艶々するっていうのはあり得ない話。あくまでも還元なんですね。還元してまっすぐしている。

で、、、縮毛に関しては高い還元力が当然必要なんで、、効果の弱い ヘアケア系のアイロントリートメントじゃ 物理的に艶は出ないということです。

縮毛はね。処理剤って言うのは あくまでも助剤。メインは還元を使うことで物理的に真っすぐにすることで艶を出す。こういうことです。踊らされないように。この大前提は変わらないです。

還元をし、物理的に面を整え、そして艶出し成分が活きるわけです。ケラチンや酸などは内部のダメージ補修であり、高分子は外部の艶出し。その前に還元です。で、、還元してアイロンです。これは変わらないです。

で、、、縮毛に関することですが、、この還元力。縮毛を艶々に矯正する場合かなり高い還元力が必要です。なんていうか、、、もともと艶だでる癖と、、カールが出るだけの。

そうじゃなくて、、捻じれで艶が出ない癖=縮毛なんですが、、これ大分還元の概念が変わるんです。相当強い還元が必要で、、ここなんですよ。コツっていうか、、難しいとこは。

毎度話をしていますが、、矯正一剤っていうのは薬事法の兼ね合いで還元剤の濃度の上限がきまっておりまして、、この上限にそった内容だと縮毛に関しては 還元が甘いんです。

で、、、要はそれでも還元力を上げたいスーパーハード系の矯正剤だと、、還元剤濃度は薬事のMAX。これでも足りない。

なので、、アルカリを上げたり、、アルカリで軟化させたりして、毛髪を軟化させて還元力を補うわけです。アルカリ追加で還元剤の力も増します。これ、、時間放置したり、、数かい流して再塗布すれば 効果は得られるわけですが、、縮毛に適正な還元を出すためには、、常に高アルカリに触れている環境にしないといけないわけですね。

この状況で要は 還元を適正に効かすには過剰軟化もセットでついてきちゃう。

選択肢が二種類になっちゃうんです。

①過剰軟化が怖いんで 還元甘いけど、、流しちゃう=縮毛が伸びない

②過剰軟化に恐れずに 還元をバッチり効かす=熱でカッチカチになるっていう二択になるんです。

なので、、要はこれをどうすれば?解決できるか?なわけです。どうあがいても用事調整や、、その他の方法でこれを解決するしか手段がなく、、スーパーハードな薬剤一つでこれらを解決数にはとてもじゃないけど困難なんです。ということです。

まずは高還元で、、出来るだけ過剰軟化を防ぎ、ケラチンの凝集変性を抑制すること。で、、しっかり物理的に真っすぐにすること。これが【一番大事】そのうえで艶々成分をのっけると更に艶出ますよ。なんです。これを勘違いし。艶々成分だけで真っすぐとか、艶出しっていうのは、、それは違うんです。

助剤ですから。一番大事なのは 適正な還元とアイロン技術それがあったうえでの処理剤です。処理剤で艶々にするのではなく還元剤の還元力とアイロンの物理的効果で艶をだし、、それをサポートするために処理剤があるということです。

縮毛に艶をだすっていうのは処理剤やアイロントリートメントで完結するものではないです。あくまでも 還元とアイロンパワーです。これが基礎にあり、、ここが分かってないと、、アイロントリートメントだけで矯正みたいな艶を出すことができるっていう 勘違いを起こします。

また、そうなると思い込んでしまいます。

そうじゃありませんから。というとこですね。

ご参考にどうぞ。