小言

縮毛矯正1剤の適正な放置時間ってどんなもん?

皆様おつかれさまです。

では本日の話題はこれ。

縮毛矯正1剤の適正な放置時間ってどんなもん?

これ、、、なぞですよね。
昔ってアルカリ矯正がメインだったんで

軟化チェックで放置時間を決めていましたよね?

今は違いますよ。

酸性矯正/中性矯正/低アルカリ矯正 艶髪師の中ではこの辺がメインなんですけど

これ理由は【いかに軟化膨潤を抑えて還元するか?】っていうのが艶々縮毛矯正で大事なんですよ。

軟化膨潤っていうのは【髪をふやかせて柔らかくして 膨らむ状態】なんですね。

お味噌汁にいれる【ふ】ってありますよね?パンみたいなやつ。

あのイメージ。硬いパンみたいなのが、、ふやけてふにゃふにゃになりますよね?ブリーチも同じくです。

非常に繊細な状態で 脆いです。その状態で高温のアイロンを行うから髪は傷むんです。

で、、アルカリ作用は髪を軟化膨潤させるものなので、ここがダメージの要因として大きいわけです。

軟化膨潤させる理由は【還元が早いから】これにつきます。
ブリーチでも矯正でも出来るだけ早く施術をしたい場合は軟化膨潤を利用することで作業が早くなるんですね。

ですが、、傷みます。

なので、、、軟化膨潤をいかに抑えて、、しかもしっかり還元させるには?どうすればいいか?

そこで酸性で軟化膨潤を抑えたり、中性~アルカリでも軟化膨潤作用の少ないアルカリ成分で軟化膨潤を抑えた縮毛矯正が艶髪師の中で流行ってるんですね。

酸性だからいい。酸性還元剤だからいい。

そうではありません。

根本の考えは【軟化膨潤を抑えるためにコレを活用する】ということです。

さて、、、そのように軟化膨潤を抑えるとどうなるか?

それはですね【還元が甘くなる】【時間がかかる】ということです。当然ですね。

なので、、基本は低ダメージで高還元っていうのは【時間がかかるわけです】

本来はアルカリ減をし還元剤の濃度を高くすればいい話なのですが、縮毛矯正一剤に含む上限の還元剤濃度っていうのがあり、これをMAX配合させても弱いのです。そのパワーの弱さをアルカリの軟化膨潤を利用し補っている。ということです。

【用事調整】っていうのはご存じですか?

艶髪師はこの用事調整でうまく調整しているので早いし しっかりと還元ができるんです。

主には加温したり、あとは、、色々ですね。

それでも時間をかけます。

で 肝心な話ですね。

放置時間は初めの薬剤を塗布してから30~60分位は熱を加え放置ししっかいと還元させます。

これあくまでも低軟化膨潤の場合です。高アルカリ一剤だと、、これだとヤバいです。痛みます。あくまでも低軟化膨潤の場合ですね。

高アルカリ還元に慣れている方だと【え?そんなに時間置くの?】ってびっくりするかもしれませんね。

【じっくりと時間をかけて確実に】これが傷みにくい縮毛矯正の基本です。

更に還元剤ごとの 適正な放置時間などは MAGOprofessionalgroupでご確認ください。

本日も閲覧ありがとうございました。

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